narou.rbとKindleで快適小説家になろう生活
先日……とは言っても4月に購入したKindleであれこれ試行錯誤してみた結果、快適小説家になろう生活を実現できたと思うのでご紹介。
環境と概要
Ubuntuさん上で動かしているnarou.rbで小説を更新してmobiファイルに変換。新規のお話はhotentryをメール送信させて、自動でKindleに送られるように。
管理しているすべての小説を更新すると時間がかかるので、通常時は”購読中”タグを付けている小説を更新。全小説の更新は1日1回だけ。 更新した小説はすぐに変換せず、空き時間でまとめて変換。変換前の小説には”未変換”タグを、変換後の小説には ”未送信” タグを付与して、narou webのWebUIでサクサク送信できるように。
すでに完結している小説やじっくり読みたい小説は”Kindle”タグを付けてKindleに保存。
更新があればすぐにでも読みたい小説は”fastcheck”タグを付けて更新される確率が高い時間に集中してチェック&更新。
スマホに新着の通知が来たらKindleを取り出して読み始めたりするスタイル。
Ubuntuさんの環境
UbuntuでなくてもいいしLinuxでなくてもいいと思います。 24時間稼働でコマンドを定期実行できて、narou.rbが動く環境なら十分かと。 なのでnarou.rbのインストールします。導入のしかたはnarou.rbを参照して欲しいです。
こちらのnarou.rbは主にダウンロードと更新に使います。 拙作のシェルスクリプトで特定タグのみ更新とかの小技で小説によって更新(チェック)頻度を変えたり、スマホに更新の通知をしています。
具体的には平日12:00~13:30に更新される確率が高い本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~に”fastcheck”タグを付けて集中更新させています。
Windows PCの環境
Kindleにnarou.rbのsendでファイルをコピーするのに使います。あとweb UIは便利。 こちらにもnarou.rbのインストールします。
narou web
でweb UIを起動してブラウザからKindleにコピーしたい小説をポチポチ選びsendで送信します。メールで送信するのではなく、sendを利用するのは、読んでる途中のものをちゃんと続きから読めるようにするため。メール送信だと別の本扱いになって続きから読むのがめんどくさいんですよね。
Dropbox
Ubuntu上のnarou.rbのデータとWindows PC上のnarou.rbのデータを同期させています。更新がぶつかるとたいへんなので、更新はUbuntu上で、状態や差分確認などはWindows PC上(のブラウザ)でやっています。 やり方としては ”narou init”するディレクトリをDropboxで同期しているディレクトリにするだけなので説明はいらないよね?
Kindle の設定
特に設定は不要だけど、メールでコンテンツを送りつけられるようにSend-to-Kindleの設定はしておいたほうがいいと思います。 あと、hotentryがだんだんたまってきてうざったくなるので、”パーソナル・ドキュメントの保存”は”無効”にしたほうがいいと思います
iPnone/Android端末
プッシュ通知を受けるため、Pushbullet・LINE・Slackのどれかをインストールします。他にもいいものがあると思うのだけど、シェルスクリプトから通知させるのに都合が良かったので。 通知イメージはこんな感じ。
謝辞
narou.rbには本当にお世話になりっぱなしです。神に感謝を!